図1．食道表在癌に対する粘膜下層剥離術
通常観察での食道表在癌（a）、病変部のマーキング（b）
内視鏡切除後（c）、切除された病変（d）

図2．総胆管結石に対する内視鏡的結石除去術
十二指腸主乳頭からのチューブ挿入（a）、造影で確認された結石（b）
除去された結石（c）

鼻からいれる内視鏡検査（経鼻内視鏡検査）の導入・・・
経鼻内視鏡は、経口内視鏡検査と比較して咽頭反射が少ない、鎮静剤が不要、会話が可能、呼吸循環動態が安定しているなどの利点があり苦痛の少ない検査です。老若男女を問わず内視鏡検査が患者さんに身近なものになってきました。
経鼻内視鏡検査の目的は、病変の有無のチェックと生検による病理組織検査による診断が一番の目的です。内視鏡治療の必要な病変があるときは経口内視鏡にて治療を行います。
当院ではご希望により経鼻内視鏡検査を受けていただくことができます。

また、健診等で肝機能異常が指摘された場合、または精密検査が必要となった場合、画像検査（CT,MR、超音波検査など）、血液検査などで原因を調べていきます。肥満、メタボリックシンドロームでの肝障害についても総合的に治療を行っています。B型肝炎・C型肝炎に対しても核酸アナログ製剤・直接作用型抗ウイルス剤（DAA）による治療を行っています。