企業健診(定期健診) 及び 雇用時健診

企業健診(定期健診) 及び 雇用時健診

当院では、企業の従業員の皆様が安心して働けるよう、労働安全衛生法に基づいた各種健康診断を実施しております。ここでは、「企業健診(定期健診)」、「雇用時健診」の特色と必要性についてご紹介します。

企業健診(定期健診) ※法定11項目含む

企業健診は、労働安全衛生法によって事業者に実施が義務付けられている健康診断です。
従業員の皆様の健康状態を定期的にチェックし、病気の早期発見や生活習慣病のリスクを把握することを目的としています。法定11項目に該当する検査を、年に一度受ける必要があります。

診察等・問診
・計測…身長・体重・肥満度(標準体重)・腹囲
・視力検査…左・右(ランドルト氏環または文字指標もしくは
 卓上型視力検査装置を使用した遠見視力検査)
・聴力検査…左・右(オージオメーターを使用した1,000HZおよび
 4,000HZの鈍音による検査)
・理学的検査…胸部検診、腹部検診、直腸検査(必要に応じて行う)
血圧測定・坐位(1回測定)
尿検査・一般
血液学的検査・末梢血液一般検査(ヘマトクリット値、血色素測定、赤血球数、
 白血球、血小板数)
生化学的検査・AST(GOT)・ALT(GPT)・γ‐GT(GTP)・総コレステロール・
 中性脂肪・HDLコレステロール・空腹時血糖・末血一般・
 LDLコレステロール
心電図検査・安静心電図検査(12誘導)
胸部レントゲン検査・直接撮影(半切1枚〈正面〉)

雇用時健診(雇い入れ健診)

雇用時健診は、新たに会社に雇用される従業員の方を対象に、雇い入れの際に実施することが義務付けられている健康診断です。これは、入社後の業務内容がその方の健康状態に影響を及ぼさないかを判断するために行われます。