病棟紹介

3-2病棟(地域包括ケア病棟)

 地域包括ケア病棟は、急性期病棟で治療が終了し、状態が安定した患者さんに対して医療・リハビリを行い在宅や介護施設への復帰に向けた支援を行う病棟です。
一般病棟で病状が安定すると、早期にご退院して頂く必要があります。
しかし、ご自宅や施設等での療養に不安があったり、もう少し入院治療で改善が見込まれる患者さんやご家族のために当院では地域包括ケア病棟(51床)を用意し安心してご退院頂けるよう支援しています。
患者さん・ご家族の心身が回復するよう 医師・看護師・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカーが退院支援・退院後のケアについてサポートする体制を整えています。
今後の治療についての思いや、心配事などぜひスタッフにお聞かせください。

またご自宅で治療中の患者さんにも、よりよい在宅生活を継続して頂けるようご家族や介護の休養を目的とした短期間の入院(レスパイト入院)も承っています。
療養生活に不安のある方は小さなことでもご相談ください。
退院後住み慣れた地域で自分らしい生活を続けて頂けるよう支援させて頂きます。

患者さんが院内デイサロンで制作された作品を展示しています

3-3病棟

 3-3病棟は、外科・消化器科・泌尿器科・歯科・耳鼻科・整形外科の病棟です。
手術を受ける方だけでなく、保存的治療・緩和治療を受ける方、日常生活に援助が必要な方、自宅退院に向けて支援が必要な方など、幅広い病期の方を対象にケアしています。
 治療の選択や療養生活の場など、意思決定の場面に関わることが多く、患者さんの意思を尊重したケアを提供できるよう、患者さんの思いやご家族の意向を丁寧に確認させて頂き、他職種とも連携しチーム医療を行っています。

 “笑顔・ありがとう”を忘れず、患者さんのその人らしさを大切にしたケアの実践を目指しスタッフ一同頑張っています!

3-4病棟

 3-4病棟は、一般急性期内科病棟です。
主に呼吸器内科、循環器内科の患者様の治療・看護をさせていただいています。
高齢者の患者様も多く、1日でも早く住み慣れた地域で生活できるように多職種が連携し支援を行っています。看護師1人1人が患者様により添い、看護専門職としてより良い看護ができるように、呼吸器・循環器を中心とした部署での勉強会や多職員カンファレンスを実施しています。私たち看護師は、患者様1人人の安全を確保し、より良い療養環境が提供できるように、笑顔と思いやりを大切にして頑張っています。

川上代表理事とご一緒に

他職員カンファレンス

PNS方式(パートナーシップ・ナーシングシステム)

PNS方式(配薬セット)

3-5病棟

 精神科療養病棟は、日常生活や作業療法を通して、その患者さんに応じた自立を目指す病棟です。患者さん方が色々なことを自分で出来る環境が作れるよう、毎日の日常生活や毎月開催しているレクリェーションや誕生日会を通して、職員が見守り支援しています。
また、定期的に医師・精神科作業療法士・精神保健福祉士・看護師・薬剤師・栄養士が連携し情報交換を行いチームで治療に取り組んでいます。

スタッフと一緒に喫茶会

レクレーション(避難訓練)

生活支援活動(ラジオ体操)

お楽しみ会の一場面(ふく笑い)

3-6病棟

 3-6病棟は精神科急性期治療病棟です。私たちは、患者さんの心と身体のケアを提供できるように日々患者さんや家族の方の話を「聴く」「看る」「観る」という姿勢と大切にしています。1日でも早く社会復帰できることを願い、患者様や家族様の方と関わっています。
 面会や洗濯物、差し入れなどは予約制となりましたが、家族様の来院時には、患者様の入院時の生活状況をお伝えしています。家族の方が心配されている内容については、看護師、医師、他職種を交えながらカンファレンス実施し患者さんの自立と意思を大切にしながら検討しています。
 3-6病棟では、スタッフ一丸となって、生活を中心に考えたケアを提供しています。

患者作品集カレンダー

 入院中にレクレーションで患者様が作られた作品をカレンダーにしています。
患者様からは、自分の作品がカレンダーになり大変喜ばれ、作品つくりに励みとなり、頑張れるという意見があります。患者様の日々の原動力となっています。

院内レクレーション

野菜作り

 地域に帰れない患者さんが院内での生活体験を重ねていけるように、院内の敷地を整地から畑を作りました。今年も夏野菜のミニトマト、ミニすいかを植え、水やりの度に大きく育つ野菜をみて、収穫できるのは楽しく、美味しくいただいています。( ^)o(^ )

1-3病棟(地域包括ケア病棟)

 当病棟は、2019年6月に発表された認知症施策推進大網の基本的な考え方「認知症の発生を遅らせ、認知症になっても希望をもって日常生活を過ごせる社会を目指し、認知症の人や家族の視点を重視しながら共生予防を車の両輪として推進する」を実現するために認知症対象の地域包括ケア病棟として同年、7月に開設されました。認知症疾患医療センター(オアシス)での外来フォローでは十分な対応が困難な場合や認知症症状が悪化し独居や老々世帯で在宅療養が困難な場合での治療目的、ご家族の介護負担軽減のためのレスパイト目的での入院にも対応しています。入院中は医師、看護師、病棟専属の作業療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー、薬剤師が連携を取り合いながらチームで患者さんをサポートします。患者さんの思いを大切にし、患者さんやご家族に寄り添える看護をこころがけ日々実践しています。

大運動会

幸せなMerry Christmas会 

作品展(切絵)

作品展(工作)

手術室・中央材料室

 当手術室では、術前、術後訪問を行っており、患者さんから安心して手術を受けられたとのお声をいただいています。
 また、近年矯正治療の増加に伴いZ世代を中心とした若年層が長期の休みを利用して親知らずの抜歯を受けに来られます。歯科外来での手術予約から手術日までが長いため、入院までに気を付けて頂きたいことをパンフレットを用いて入院前説明を行い、不安や気になることを聞き取り、手術に備えています。また、パンフレットの裏には手術室入室~退室までの流れを分かりやすく記載し、手術への理解を深めてもらえるようにしています。

外来

 私たち外来看護師は、病院と地域を結ぶつなぎ役として 患者様が住み慣れたこの地域で安心して療養生活を継続できるよう支援しています。患者様との出会いを大切にし、安心・安全な看護が提供できるよう心がけています。

とよサポ

在宅療養サポートセンター = とよサポ

『住民が住み慣れた場所で、安心して生活を送れるために。
 地域と病院が情報共有して、患者の生活を支えていけるように。
 認知症の予防を知りたい、認知症の家族の対応を知りたい方の相談窓口に。』

そんな思いで
2016年4月に「在宅療養サポートセンター」通称:「とよサポ」を開設❕
以来、病院と地域を繋ぐジョイントチームとしての働きをしています!

宅療養看護師 専任4人で活動しています
         うち1人は認知症看護認定看護師
         うち1人は「オレンジファイブ」メンバー 

5-2病棟(回復期リハビリ病棟)

- 明日への希望・喜びをあなたと共に -

回復期リハビリテーション病棟とは

 急性期の治療を終えたかたが「リハビリや日常生活動作訓練を行い」心身ともに回復した状態で自宅に戻ることを目標にした専門病棟です。日常生活がすべて訓練「24時間まるごとリハビリ」と位置づけ、スタッフ同士情報共有を行いチームで統一して関わっています。

特徴

 朝起きたら、寝間着から普段着に着替え、昼間はベッドから離れて生活しています。デイルームでは、喫茶をおこない訓練の合間にくつろぐことが出来ます。食事は食堂で摂る、又、積極的なトイレ動作訓練を行うなど自立支援、意思決定支援を中心に関わりその人らしい生活を支えています

施設紹介

 2012年に新設され9年目の綺麗な病棟です。1階がリハビリ室、2階が30床の病棟になっています。脳血管疾患、大腿骨骨折などで急性期治療を終えた患者さんがリハビリ目的で入院しています。患者・家族を中心に、医師やリハビリスタッフ、看護、相談員が一つのチームとなり、1人ひとりに作成されたプログラムに沿って365日リハビリを行っています。

5-2病棟が取り組んでいること

  • 朝起きたら、日常着に着がえ、ベッドから離れる
  • 朝、夕にTV体操を行う
  • 食事は「なでしこ」で摂る
  • 食事の箸の洗浄は自分で行う(できない人は介助・見守り)
  • 食後は歯磨き(口腔ケアを行う)
  • 排泄はトイレに誘導し、オムツ使用を減らす
  • 入浴は最低でも週2回は行う
  • 安全対策をきちんとし、抑制はしない

2021年10月1日現在