放射線科
放射線科とは
放射線科は放射線(一部放射線以外もあります)を使って画像診断や治療を行う科です。
みなさんになじみの深い胸部エックス線写真・胃の検査だけでなく、各科からの依頼を受けて身体のあらゆる部位のエックス線撮影をしています。
CT・MRI・骨塩定量検査は近隣の病院・医院さんからの検査も受けています。
CTは平成17年4月から新型のCT(16列MDCT)が導入され、薄いスライスを「精密に、速く、きれいに」撮影できるようになりました。胸部や腹部ではわずか10秒息を止めている間に撮影できます。必要に応じて3D(立体表示)もできるため動脈瘤や腫瘍等の診断に威力を発揮しています。また、今までCTでは、困難とされていた心臓領域の抽出も可能になりました。
MRIは平成22年2月から、最新MRI装置(1.5テスラ)が稼働いたしました。 従来の1.5テスラMRI装置は、狭いトンネルの中で、長時間、工事現場のような激しい騒音に耐えなければいけませんでしたが、当院のMRI装置は、より解放的な空間で、より静かに検査ができる最新装置です。よりリラックスして検査が受けられます。
MRIは、磁石と電波を使って体の様々な断面像を撮像するので、放射線による被曝はありません。また、造影剤を使用せずに血管・胆管・膵管の画像を得ることもでき、全身の検査が可能です。
また、平成17年5月にマンモグラフィー撮影装置が更新され、乳がん検診も実施しています。スタッフは医師(医長1名、非常勤放射線医6名)、診療放射線技師(6名)、看護婦(1名)、助手(1名)で構成されています。
病院によっては放射線科医の集団を「放射線科」、診療放射線技師の集団を「放射線部」と呼んでいるところもあります。

1.5TMRI装置
(磁気共鳴画像検査) |

16列マルチスライスCT装置
(コンピュータ断層撮影) |

マンモグラフィー撮影装置
(乳房撮影検査) |
デジタル化・モニター診断について
平成12年度末に放射線業務のほとんどがデジタル化されました。
エックス線撮影のデジタル化により、より診断しやすい画像を提供でき、将来の他病院・医院の連携やネットワーク化の足がかりになると思われます。
また、平成20年11月にはフィルムレス化(モニター診断)になりました。患者さまが放射線科で撮影を終わられ診察室へ戻られるころには、診察室のモニターに写真が表示できます。
放射線は危険?
私たち人類は、太古の昔から宇宙線、大地から、そして食物からの自然放射線を1年間に胸部X線撮影時の10枚分以上の被ばくを受けています。
病院でのX線検査はあるかもしれない病変の可能性とX線の危険度(リスク)とを比較し、明らかに被ばくの危険性を上回るメリットがあり場合のみ医師は検査をします。また、検査では被ばくをできるだけ少なくするよう努めています。みなさんが検査による被ばくを決して心配することはありません。医療被ばくで問題となるのは、個人としてではなく集団を考えたときです。