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院長ご挨拶

令和元年  −時代と共に更に進化・発展を−


院長
横田 徹

 昨年8月より業務執行理事、病院長に就任して、1年が経過しました。病院運営に関しまして、湖東地域の医療・介護関係の皆様、医師会、保健所、大学関連、県内の病院の皆様、そして当院の医療・介護を受けていただいている患者様には、大変お世話になりありがとうございます。
 昨年は永年、豊郷病院の経営にご尽力されました友吉唯夫代表理事の急逝、蔦本尚慶院長の退職が重なりました。その後、佐藤名誉院長が代表理事、私が新病院長に就任し、組織に大きな変化がありました。しかし、哀しみを乗り越えた職員の努力で、大きな医療事故も無く運営出来たことに感謝しています。
本年度は、回復期リハビリ病棟の施設基準を上げ、透析医療の拡大を実地、また療養病棟から、軽度認知症を対象とした地域包括ケア病棟の開設を致しました。
更なる取組みとして
1)医療・介護の質の向上(クリニカルガバナンスの順守)
2)人材育成・指導教育(労働環境の整備、人権教育・働き方改革の実行)
3)生産性の向上・効率運営 
4)経営基盤の確立・健全経営
を掲げており、意識のベクトルを合わせて進んでいきたいと考えています。
 本年5月には元号の改正、新天皇の誕生で、新しい令和時代の期待感を抱いている方は多いと思います。医療や介護の政策は、来たるべき時代の人口動態と疾病構造の変化によって、決められた予算を背景に決定されるものです。
みなさまにとっては消費税の動向がもっとも気になるところだと思います。消費税は医療、介護の財源としては必要不可欠ですが、使途についても充分に議論すべきです。これからは医療・介護を受ける皆様も、ささえる我々にも相応の覚悟が必要です。問題を先送りする体質を改善しなければなりません。
 また「人生100年」の言葉が一人歩きしています。かつて、在原業平が「つひに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを」と古今和歌集で詠んだ時代も、いまも、1年後のことだけで無く、明日のこともじつは不明確です。人間の身体は緻密で頑強である一面、こころも含めて実に脆弱で壊れ易いものです。時間は切れ目無く流れ続けており、人生もその流れの中で変化していきます。人生が100年あったとしても、いまこの時が実存として確実なものであり、毎日を丁寧に生きる事が、個人としては大切だと思います。一日も早く健康に、元気になれるように尽くす一方で、身体と心の変容に寄り添い、個人がその時々の人生を受け入れて生きて行けるよう、支えになりたいものです。
豊郷病院は時代に順応し、進化発展していくと共に、医療・介護の本質を大切にする姿勢に変わりはありません。
今後ともご指導、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
2019年7月26日現在